身元保証の内容
身元保証人って何してくれるの?
身元保証人という制度は、法律で定められた制度ではありません。 どこまでが身元保証人の役割であるかが不明なことも多いのですが、たとえばある病院の誓約書には下記のような記載があります。「入院費用、それに伴う諸費用は本人及び身元保証人が責任をもって支払う」「退院や転院を命ぜられた場合は身元保証人の責任において引き受ける」身元保証人がサインする書類はこのような簡単な文面であることが多いのですが、文面が簡単だからと言って責任が軽いわけではありません。 まず入院・手術費用を本人が支払うことができない場合は、身元保証人が支払わなければなりません。もし万が一本人が亡くなった場合には、遺体を引き取る責任があるということも意味します。万が一の際に責任を負うのですから、緊急時の連絡先としての役割も求められていることが分かります。また本人が意思表明できないような場合に、医療処置や介護方針等に関しての判断を求められるケースもあります。
| 短期入院 | 長期入院 | 施設入所 | |
|---|---|---|---|
| 身元保証 | ● | ● | ● |
| 高額医療給付手続き | ● | ● | ● |
| 治療、介護等同意書 | ● | ● | |
| 死後事務委任契約 | ● | ● | |
| 見守り契約 | ● | ||
| ● | ● |
| 短期入院 | 長期入院 | 施設入所 | |
|---|---|---|---|
| 報酬額(税別) | 6万円 | 15万円
月々5千円 |
15万円 |
| 一時預かり金
(退院時に全額返却) |
5万円~ | 50万円~ | 30万円~ |
| 2回目以降入院時報酬額
(税別) |
6万円 | 3万円
月々5千円 |
3万円 |
- 契約書を公正証書にする場合や戸籍等を収集する場合など、実費は別途となります。
- 万が一本人が亡くなったあとの手続き等を代行する場合には別途料金が必要となります。料金は依頼する内容によって異なりますので、依頼内容をお伺いした上でお見積り・回答させていただきます。
- 入院費用を事前にお預かりいたします。お預かりしたお金は退院時にお返しいたします。
- リスクが高いケースでは葬儀費用等もお預かりさせていただきます。
※入退院の手続き、手術の立ち合い等ご希望がございましたらご相談ください。
ご相談の流れ
メールで事前相談
- 現在の状況をお聞かせください。
- 状況によって身元引受プランが異なります。
- 身元引受プランの説明・料金の説明をさせていただきます。
- まずはお気軽にご連絡を。
面接相談
- 将来のトラブルを防止するため、またお互いの信頼関係を築くため、直接お会いさせていただき、今後について話し合います。
- ご自宅までお伺いすることも可能です。
- 身元保証代行するにあたっては、病院側にも病状・手術内容等を確認いたします。
- 双方の信頼が大切です。
身元保証代行
- 身元保証代行時には、高額療養費給付手続きを代行します。
- プランによっては、延命治療の同意書、死後事務委任契約書を作成いたします。
- 希望があれば、入院時・手術時などに立ち会います。
- 早めに準備すれば安心です。
預り金
- 身元保証代行時に、費用支払いを担保するためのお金をお預かりします。
- 一時預り金は、退院時にそのまま全額返金いたします。
- 遺言書があり、適任者が遺言執行人として指定されている等の事情があれば預り金が不要の場合もあります。
- 万が一の支払いに預り金が必要です。